2013年7月5日

大和民族の感受性

天壌無窮であるところの、山紫水明の國柄が育んだ、大和民族固有の感性の源流は、縄文癒しの自然崇拝であり、万葉の大らかさであり、平安の雅びであり、源平の無常観であり、鎌倉の侘び寂びであり、室町の百花繚乱であり、安土桃山の絢爛豪華であり、江戸の風流にある。

しかも、集約され、醸成され、昇華され、多種多様となり、と同時に、渾然一体をなし秩序と統一を整然と保つている。本当に、不思議だ。

日本人の感受性は、類稀であり、ユニークであり、兎に角群を抜いている。

譬えば、世界は日本食ブームの真つ只中で、なかでも、うどん/蕎麦と言つた麺類は、世界各国で健康食として流行の最先端にある。

品質が非常に高いので、日本食は、最高級品として販売されている。

ニューヨークの『一風堂』だけではない。

ルイ・ヴィトンがデザインを依頼している日本人が、世界の流行を形作つているのも忘れてはならない。

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